- 実家に引っ越しした方がいいかな?
- 実家での子育てはメリットだけ?
- 頼らないで子育てしていけるかな?
子育てをしていく上で悩みとなってくる、実家との距離感。
ひとりで子育てしている場合は特に、実家で子育てした方が良いのかで悩んでしまいます。
僕はシングルファザーとして、6歳の娘と3歳の息子の子育て中。
離婚をする時、その先の生活への不安から実家での子育てを考えた時期もありました。
しかし実家での子育ての良い面、悪い面を考えた結果、ひとりで子育てをしていくことを決断。
今では実家と適度な距離感の関係性をつくることで、必要な時だけ頼り、お互いにストレスのない生活を送ることできています。
✅この記事の内容
- 実家での子育てのメリット
- 子育てを実家に頼るデメリット
- ストレスにならない適度な距離感のために必要なこと
この記事では実家での子育てで悩む人向けに、実家で子育てする場合のメリットデメリット。
そして経験から考えた、ひとり親としての実家との適度な距離感について紹介。
子育てにおける実家との関係は、適度な距離感が大切になってきます。
実家での子育てには良い部分もあれば、逆に気になってしまう部分も多いです。
実家での子育てのメリット
- 生活費の負担を減らすことで、お金への不安も減らす
- 仕事への選択肢を増やすことができる
- 何かあった時に、すぐそばに誰かいてくれる
実家に頼るデメリット
- 世帯収入によっては、各種手当の対象外になる
- 生活のストレスからの衝突が増えてしまう
- 子育て方針の違いからストレスを感じる
その結果人によっては、ストレスを感じながらの生活になってしまいます。
子育てのストレスを減らすため実家に頼った結果、ストレスを感じるような生活になってしまっては意味がありません。
自分達にとって適度な距離感を作ることによって、自分も実家側もストレスのない生活を送るべきです。
実家での子育てのメリット
生活費の負担を減らすことで、お金への不安も減らす
実家で生活をする場合、生活費すべてを自分ひとりで負担する必要はなくなります。
状況によっても変わってきますが、実家に協力しもらっている分、家にその分のお金を入れている人が多いです。
しかし水道光熱費、食費や家賃については、ひとりよりは負担が減ってきます。
その分のお金を、子供の教育資金などの貯金に回すことも可能。
生活費の負担を減らせることで、お金への不安も減らしていくことができます。
参考記事:【固定費の見直しで解決】シングルファザーの生活費|子供の教育費も毎月の固定費に
仕事への選択肢を増やすことができる
実家での子育てでは、仕事の条件も多少自由に選択することが可能です。
保育園のお迎え時間や休日、就業時間などの縛りが緩むためです。
保育園のお迎えを両親に任せたり、いっしょにお留守番をしてもらったり。
病気になってお休みの時も、必ずしも仕事を休む必要も無くなります。
自分のどうしてもやりたい仕事がある場合、実家の方が自由度が高くなってくるのはメリットになってきます。
参考記事:【仕事と家事】シングルファザーとして考える|両立のためには転職よりも環境改善
何かあった時に、すぐそばに誰かいてくれる
家に誰かいる場合といない場合では、子供の寂しさは変わってきます。
子供にとって、何かあった時にすぐそばに誰かいてくれるのは違う。
他にも、毎日生活するのが自分の親だけでなく、多くの人と触れ合うことができます。
子供にとっては、ひとり親という自分だけ違う環境への寂しさを減らすことになります。
子育てを実家に頼るデメリット
世帯収入によっては、各種手当の対象外になる
実家暮らしの場合、ひとり親向けの手当などの対象から外れる場合があります。
世帯での収入が、自分だけではなくなる場合は特にです。
児童手当は子育て世帯全員対象になってきますが、児童扶養手当などは所得制限で引っかかる可能性があります。
実家で生活費を抑えるか、手当をもらいながらひとりで子育てしていくかの考え方は人それぞれ。
世帯収入が自分だけかどうかで、手当や控除が変わってくる点には注意が必要です。
参考記事:【知らなきゃ損】シングルファザーの支えになる手当|種類と必要な理由も解説
生活のストレスからの衝突が増えてしまう
いくら実家といっても、自由にできる限界はあります。
ひとりで子育てしながら生活すべてを考えている場合に比べれば、自分のやりたいようにはできません。
自分の理想とする生活リズムも、実家での生活ではむずかしい場合も。
特に自分の親の場合、衝突することも多くなってきます。
実家の両親にとっても、ストレスがないわけでもないからです。
生活の楽ができる分、お互いにストレスに感じてしまうことが増えてしまうのには注意です。
子育て方針の違いからストレスを感じる
子育てへの考え方は、親子といっても変わってきます。
昔の子育てへの考え方と、今の考え方では違ってくるからこそ。
僕も実家に子供を連れて行った時など、子供の自由さにストレスを感じてしまうこともあります。
自分にとっては親でも、子供にとっては祖父母。
いっしょに生活したことがあったとしても、それは自分だけであって子供は初めて。
年齢や性格によっては、子供にとっての負担になってしまう場合もあります。
子育てを協力してもらえる反面、子育てに関しては違いを感じストレスになる場面も増えてきます。
ストレスにならない適度な距離感のために必要なこと
ひとりで子育てしようと決めた覚悟を忘れない
子育てでは実家に頼りすぎず、自分ひとりでやっていこうという覚悟を決めるのが大切です。
理由は人それぞれありますが、ひとりで子育てしていこうと決めた限りやれることはやるべき。
実家での子育ても、決して楽だけではありません。
人によってはストレスに感じることが多くなる場合もあります。
子育てのストレスを減らそうと実家への協力を頼んでおいて、余計にストレスを感じるような生活になってしまっては意味がありません。
自分ひとりで子育てしていこうと決めたのであれば、子供のためにも自分がやれることはやっていく義務があります。
参考記事:【覚悟】シングルファザーとしての不安を受け入れ、開き直る事で得られる新しい生活
いざという時の自分の心の居場所を作っておく
ひとり親として、万が一何かあった時にすぐ協力してもらえるような実家との関係性は必須です。
自分や子供の風邪などの体調不良、急な用事などの外すことのできないスケジュール。
ひとり親としては、いざという時に頼れる人がいるというだけでも心強いです。
これは精神的な面でも、体力面でも当てはまってきます。
決して頼ろうとするのではなく、何かあっても大丈夫という自分の心の居場所を作っておくことが大切になってきます。
子育てを自分の都合だけで考えず、実家との距離感を意識
ひとり親にとっては、自分なりの実家との距離感を考えることが大事になってきます。
子育てを実家に頼るというのは、メリットもあればデメリットになってくる部分もあります。
実家での子育てのメリット
- 生活費の負担を減らすことで、お金への不安も減らす
- 仕事への選択肢を増やすことができる
- 何かあった時に、すぐそばに誰かいてくれる
実家に頼るデメリット
- 世帯収入によっては、各種手当の対象外になる
- 生活のストレスからの衝突が増えてしまう
- 子育て方針の違いからストレスを感じる
人によっては、余計にストレスを感じる生活になってしまう場合もあります。
ひとりで子育てをしていこうと決めた気持ちのまま、実家との距離感を作ることが大切。
自分でやれることはやり、何かあった時にすぐに頼れるような実家との関係性を作っていくことが適度な距離感になってきます。
結果的にそれが、自分にとっても実家の親にとっても負担にならない場合があります。
自分の都合だけで子育てを考えず、子供や両親にとっても最善の選択をすることが大切です。