- ひとり親になったけど、仕事をどうしよう…
- 転職も考えた方が良いかな?
- 仕事をしながら、家事の両立できるのかな?
ひとり親になることで、出てくる悩みのひとつが「仕事と家事の両立」。
子育てを優先に考えながらも、転職などで仕事と家事を両立するための環境も考えてしまいます。
✅この記事の内容
- ひとり親としての仕事への考え方
- ひとり親は子供>仕事で考える
- 仕事と家事を両立するための方法
この記事ではひとり親としての仕事を考えている人向けに、ひとり親としての仕事への考え方。
実体験から、仕事と家事を両立させるための方法を紹介します。
ぼくはシングルファザーとして、娘と息子の子育て中。
病院で正社員として、フルタイムの仕事をしながら家事と子育てをやっています。
シングルファザーになった当初は、「就業条件」や「働き方」について悩んだ時もありました。
しかし今はシングルファザーとしての生活や方向性も見えてきたことで、仕事と家事の両立の中で生活をできています。
ひとり親の仕事として、考えるべきは「優先順位」です。
この生活を選んだ以上、「子供>仕事」が当たり前。
そんな条件の中での仕事選びとなってくると、条件が限られてきてしまうのが現実です。
もしひとり親になったことで仕事環境に悩んでいるのであれば、よほどの理由がない限り転職はあまりおすすめできません。
まずは、今の仕事の環境改善を考えていくべきだからです。
シングルファザー経験者として、慣れないひとり親としての生活だけでも負担は大きい。
そんな生活の中での転職となると、仕事、家事、子育てと転職後にかかってくる負担はさらに大きくなってしまいます。
収入面などのお金の不安は、ひとり親としてもらえる手当を活用することで負担を減らせます。
ひとり親としての生活をしながら、子供優先のための仕事環境をゆっくり探すことが理想になってきます。
ひとり親が考える仕事の悩み
限られた労働時間による収入
ひとり親の場合、「限られた労働時間」による収入で悩む人は多いです。
ひとり親としての生活、定時での帰宅がほとんど。
残業もむずかしく、昇給などもあまり期待できません。
さらにひとり親の環境によっては、住宅ローンなどの支払いが残っている場合も。
手当や養育費の有無によっても変わってきます。
しかし場合によっては十分な収入がなく、生活費がきびしい場合もあります。
子供との時間を作るむずかしさ
ひとり親の場合、「時短勤務がむずかしい」という場合もあります。
子供との生活を1番に考えるからこそ、親としていっしょにいる時間は必要。
しかし就業時間によっては、1日のうちで子供との時間が限られてしまう場合もあります。
収入を維持するためには、フルタイムなどの長時間での労働が必要であり理想。
しかしその場合、子供と触れ合うための時間が少ないという悩みが出てきてしまいます。
ひとり親として生活していく上では、フルタイムでの勤務は仕方がないと割り切るしかなくなってきます。
相談相手の少ない環境
ひとり親の場合、「仕事での悩みを相談しづらい環境」もあります。
特にシングルファザーの場合、相談しやすい環境が周りにありません。
ひとり親世帯の10%ほどしかいないのが、シングルファザー。
自分の周囲の環境で、同じような悩みをもっている相談相手を見つけるのはむずかしいです。
ひとり親としての「労働環境」や「子供との時間」。
そんな情報を集めにくいことによって、ひとり親として仕事を考えるのがむずかしくなってきます。
シングルファザーとしての仕事への考え方
子供>仕事と割り切って働く
シングルファザーとなった以上、「子供>仕事と割り切る」ことが1番大切になってきます。
子供とのこれから、将来を考えるからこそのフルタイムでの仕事。
残業はむずかしくなってきますが、そこは割り切るしかないと考えるのが大切です。
僕もシングルファザーとしての生活をしていて、そこまで生活費に余裕があるわけではありません。
しかし「お金についてしっかり考えた生活」を続けていくことで、生活に必要なお金も見えてきます。
ひとり親として必要なのは、子供のために最低限の収入を維持すること。
ぼく自身、「子供たちが大きくなって生活が落ち着けば」本格的に転職を考えようと考えています。
仕事以外の時間を子供との時間にする
仕事で子供との時間が少ないのであれば、「仕事以外の時間を子供のために使えばいい」だけです。
ひとり親として、子供との時間は1日のうちで最も大切な時間。
しかしフルタイムでの仕事をしていた場合、子供との時間は限られてきてしまいます。
ぼくの場合も、朝は7:30過ぎには仕事への時間になります。
なので子供たちも、保育園や小学校に。
仕事の前後で時間に余裕があるようなスケジュールではありませんが、今のぼくの場合はこの1日の流れが精一杯だと割り切っています。
大切なことは、「仕事以外の時間を子供との時間」にするように考えること。
そんな毎日の中では、帰宅後の時間や休日が子供たちとコミュニケーションの時間だと考えています。
シングルファザーの悩みはシングルファザーに
ひとり親にとって大切なのは、「環境を受け入れること」です。
自分の身近に同じ生活環境の人がいないのは、仕方がないこと。
だからこそ、今の自分の環境で最善な方法を考える事が大切になってきます。
特にシングルファザーの場合、身近にまずシングルファザーはいません。
それは統計的に考えても仕方がない部分。
しかし身近ではなくとも、Twitterなどではひとり親やシングルファザーはいます。
大切なのは環境を受け入れ、自分の生活環境でできる方法を探すこと。
身近で相談できない悩みであれば、Twitterなどで相談することで気持ちに余裕を持つことができます。
仕事と家事を両立するための方法
大切なのは両立しやすい環境作り
ひとり親の仕事としては、「今働いている職場での環境を変えてみる」ことがおすすめです。
理由として、最初のうちは慣れないひとり親としての生活だけでも大変だから。
ひとり親としての不慣れな生活。
さらに転職して環境が変わることで、「仕事」「家事」「子育て」のすべてにかかる負担が大きくなってきます。
勤務時間などの労働条件を、まずは今の職場で相談することが転職より先に考えること。
ぼくも前もって職場に相談することで、シングルファザーとしての生活の環境作りをしました。
ひとり親の仕事として1番に考えるのは、仕事と子育てを両立しやすい環境作りになってきます。
時間をお金で買うことで負担を減らす
仕事と家事の両立という面では、「時間をお金で買う」という選択肢もあります。
毎日の忙しさの中で仕事と家事をするためには、活用できるものは活用するという考えもあります。
あくまでも、ひとり親としての生活を安定させるための選択肢のひとつ。
ぼくの場合、時短家電を使うことで家事の負担を減らしています。
ほんの少しの部分で楽をするだけでも、毎日の生活の忙しさは変わってきます。
時間をお金で買うという選択肢も、仕事と子育ての両立で疲れてしまうよりは良いと思います。
ひとり親として、子供との時間を中心にするのが重要です。
ひとり親にとって在宅ワークは最強
ひとり親にとって、「自分軸で動ける仕事」がもっとも理想の仕事になってきます。
ひとり親としては、この先の生活のためにも「長い目で仕事を選ぶ」ことが重要です。
その中でも、ひとり親として理想な仕事は在宅ワークになってきます。
ライターやエンジニア、デザイナーやイラストレーターなど、自宅で仕事できる環境というのはひとり親として好条件。
ぼくもシングルファザーとしての生活をしながら、仕事については考えるようにしています。
今より収入を増やすために必要なのは、「転職」なのか「副業」なのか。
しかし実際、今はまだ転職はむずかしいのが現実。
ただ副業としていろいろな職種に触れてみるのは、何もリスクはありません。
子供の将来を考えるからこそ、収入面の改善のために転職を考えていくのも必要。
まずは副業収入から始めることで、仕事選びの選択肢も増やすことができます。
ひとり親こそ「子供>仕事」で考える
ひとり親として、「仕事と子育ての両立」で悩むのは当然です。
その中でも大切なことは、「子供>仕事」という考えを持った上での仕事環境です。
もしひとり親としての仕事の条件を変えたい場合。
まずは、自分の負担を増やさないためにも今の職場での環境改善が望ましいです。
「慣れないひとり親生活」と「転職による新しい仕事」は負担が大きすぎます。
本当に転職を考えるのであれば、子供との生活が安定してきてから。
副業などからはじめ、ひとり親生活をやりながら子供のための仕事環境を探せるのが理想です。
ひとり親にとっての仕事の悩みは、周りの環境とは条件も違ってきます。
Twitterなどを活用してひとり親としての情報を集め、ひとりで仕事について悩まない環境を探すことも大切です。