- 保険は無料相談窓口で探せばいいのかな?
- 保険についてあんまり知らないけど大丈夫?
- 貯蓄型の保険も投資なの?
生命保険や子供のため教育費などを考えた時、保険について知らないからこそ誰かに相談して決めたい。
無料で相談できる窓口があることで、おすすめされた保険であれば間違いないだろうと考えてしまいます。
✅この記事の内容
- 窓口が失敗だった「2つの理由」
- 保険を考える時に「失敗してしまった理由」
- 知っておくべき「保険商品の裏側」
この記事では、窓口での保険の加入が失敗だった理由について。
失敗してしまった原因と、その理由についても合わせて紹介します。
ぼくはシングルファザーとして、娘と息子の子育て中。
親だからこそ不安なのが、自分に万が一があった時や子供たちの将来のための教育費。
どうやって準備すればいいかわからないからこそ、無料の相談窓口を利用しました。
しかし結果的に、今では窓口で言われるがまま入った保険もほとんど解約をしています。
窓口での保険の加入が失敗だった理由
- 保険を知らないからこそ「言われるがまま」加入
- 「保険と教育費」をいっしょに考えていた
- 保険商品も「投資」だということを知らなかった
もしお金や保険についての知識があれば、ここまで回り道をすることもなかったはずです。
1番の問題だったのは、お金や保険への知識不足。
もっと知識をつけて保険について考えていれば、より良い選択ができていたはずなのは間違いありません。
保険への知識不足がゆえに、窓口で言われた意見をそのまま選択肢にすることしかできませんでした。
保険商品や無料相談窓口があるのも、ビジネスモデルとして成り立っているからこそ。
しかし保険商品の中身を知ることで、自分にとって効率の良い方法も見えてきます。
窓口が失敗だった「2つの理由」
「保険について知らなかった」ため、言われるがまま加入していた
保険の窓口での加入が失敗だったと思う理由のひとつが、「言われるがまま加入してしまっていた」ことです。
自分に万が一があった時、残される家族のための「生命保険」や「医療保険」。
また将来の教育費への貯金として、「学資保険」や「貯蓄型保険」などを考えます。
そんな不安を解消するため、保険の相談窓口ではまんべんなく手厚い保障を提案してくれます。
- 生命保険:万が一の時のため
- 医療保険:入院や通院に備えて
- 収入保障保険:働けなくなった時のため
- 学資保険:教育費として積み立て
- 貯蓄型保険:外貨建てで貯蓄
ぼくの場合、社会保険の制度を知らなかったため言われるがままに加入。
これが大きな失敗となりました。
多くの保険を紹介されて加入しましたが、今は本当に必要な「掛け捨ての生命保険」だけ。
自分に本当に必要な保険について知らなければ、言われるがままの手厚い保険になってしまいます。
「保険と貯金をいっしょに考えていた」ことが失敗
窓口での加入が失敗だった理由の2つ目は、「教育費と保険をいっしょに考えていた」ことです。
子供たちの教育費として、「学資保険」と「貯蓄型保険」はどちらが良いのかがむずかしい部分。
貯金に合わせて万が一の保険も付いていれば、一石二鳥ではと考えてしまいます。
ぼくも実際、「同じ金額を積み立てるなら保険も付いている外貨建ての貯蓄型保険の方が良い」というおすすめから加入していました。
外貨建ての貯蓄型保険に加入した理由
- 円より金利が高いので貯蓄性が高い
- 積立期間を過ぎれば増えてリターン
- 万が一の時のための保険もついている
しかし失敗だったのが、「万が一のための保険」と「子供たちの貯金」は別々で考えていくべきだという部分。
教育費としての貯金を考えるのであれば、「保険は保険」「貯金は貯金」という考えが大切になってきます。
「万が一の保険か」「教育費を貯めたいのか」、目的によって手段が変わってくることを知らなかったことが失敗へとつながりました。
保険を考える時に「失敗してしまった理由」
必要な保険に対しての「勉強不足」
提案された保険にそのまま加入してしまうのは、「自分の知識不足」が原因になってきます。
万が一を考え、すべての可能性に対して保障をつけた方が安心。
だからこそ多くの保険商品の中から、「生活に必要で最適な保険商品」を提案してくれます。
この考え方も、けっして間違いではありません。
これから先の生活に何が起こるかは、誰にもわからないこと。
なので可能性を考えれば、手厚い備えに勝るものはないです。
しかし大切なのは、最終的には自分で判断して選択できるようにしておくこと。
お金や保険の知識をつけることで、「どこまでの保険が自分に必要か」が見えてきます。
「社会保険と民間保険の違い」を知らなかった
提案されるがままの手厚い保険になってしまったのは、「社会保険について知らなかったこと」が大きかったです。
多くの人が加入している、社会保険。
そんな公的な保険があるだけでも、万が一の時のリスクはある程度守られています。
社会保険がカバーしてくれるリスク
- 病気、ケガのリスク
- 障害リスク
- 死亡リスク
- 失業リスク
- 老後リスク
- 介護リスク
- 出産費用リスク
それだけでは足りない部分を補うのが、民間の保険商品。
なので窓口へ保険の相談に行く前に、自分に必要な保険の条件を知っておくことが大切。
ぼくの場合も、社会保険によって守られている保障について知らなかったことが大きな原因となりました。
まずは自分の生活に必要な保険を知る。
そしてそれだけでは足りない部分を、提案された多くの保険商品の中から「自分で取捨選択する」ことが重要です。
知っておくべき「保険商品の裏側」
保険会社の運用方法も「投資」
外貨建て保険に加入してしまった理由も、「保険商品もやっていることは投資」ということを知らなかったからです。
万が一の時や教育費のための貯金の方法としては、大きく3種類あります。
- 銀行預金
- 学資保険、貯蓄型保険
- 投資
この中でも「投資」というと、リスクがあってギャンブルのようなイメージ。
しかし実際は「学資保険」や「貯蓄型保険」も、保険会社が投資をして運用資金を増やしています。
外貨建て保険の仕組み
- 保険料として保険会社に積み立て
- 保険会社が外貨で投資
- 保険会社が運用益を得る
- 運用益の中から満期に返戻金
なのでトータル的な返戻金としては、保険会社の手数料分を差し引いたものになってきます。
ここで大切なのが、「保険は保険」「貯金は貯金」という考え方。
「投資」という同じ貯金方法であれば、つみたてNISAなどを活用して自分で投資をする方が最終的な利回りも大きくなってきます。
投資というのは、将来がわからないからこそのリスクはあります。
しかし同じ投資で運用をするのであれば、自分で積み立て投資をした方が将来的な利回りが上回ってきます。
保険の相談窓口も「ビジネス」
無料で保険の相談ができるのも、「ビジネスとして成り立っている」からです。
相談窓口では、あらゆる可能性を想定し手厚く保険商品を提案してくれます。
しかしここには、保険会社を紹介するというビジネスモデルがあるため。
ぼくが利用したのも、生命保険や教育費について「これから先どうしていけばいいかわからなかったから」。
相談をしたことで、どう考えていくかを教えてもらいました。
そしてその過程で、各種保険を手厚く提案されて加入。
ぼくのように、これから先に対して不安を抱えている人がいるからこそ必要とされるビジネス。
保険の無料相談窓口がいろいろ提案してくれるのも、ビジネスとしての裏面があることを知っておくべきです。
大切なのは「正しい知識」と「自分の意思」
保険選びで重要なのは、「自分が本当に必要としているのは何なのか」をはっきりさせることです。
実際にぼくが窓口が失敗だった原因は、自分の勉強不足。
自分に必要な保険や運用方法などについて、知らなかった部分が大きいです。
- 必要な生命保険は何なのか
- 最適な教育費の貯め方
- 本当にすべての保障が必要なのか
自分なりに調べた上で相談に行けば、提案された保険の中から本当に必要なものだけを選ぶこともできたはずです。
ぼくの場合、子供たちがいるので掛け捨ての生命保険だけは加入を続けています。
月額の保険料も高くなく、最低限の保障なので十分に感じているから。
必要となる保険の選び方は、人それぞれ違ってきます。
迷った時、悩んだ時の道しるべとして、窓口での相談は必要。
その時に大切なのが、保険商品の内容や自分の目的をはっきりすること。
その上で、自分の意思で選択をしていくことで失敗することもなくなります。