- 自分に必要な生命保険ってなんだろう?
- 子供の教育費についても相談してみよう…
- 窓口で相談すれば必要な保険がみつかるはず…
生命保険や子供の教育費など、ほとんどの人が自分にどこまでの保険が必要なのかがわかりません。
自分では判断できないからこそ、無料で相談できる窓口があることで頼ってしまいます。
僕は6歳の娘と3歳の息子の子育て中。
自分に万が一があった時や、子供たちの将来のための教育費について、どうしていけばいいのかわからなかったのもあり、窓口で相談をしました。
その時は必要だと感じ、窓口で言われるがまま入った保険も今はほとんど解約。
自分なりに学んだことで、本当に必要な保険への考え方に気づくことができました。
✅この記事の内容
- 窓口で勧められた保険を見直した結果、残るのは掛け捨てだけ
- 効率的な教育費としての積み立ては、学資や貯蓄型保険ではない
- 相談窓口の仕組みを知り、自分で判断することが大切
この記事では、僕にとって窓口での保険の加入が失敗だったと考える理由を、当時と今の考え方の違いから紹介。
窓口での保険の加入が失敗だった理由
- 必要なのは手厚い保険への加入ではなく、掛け捨ての生命保険ひとつだった
- 教育費は学資や貯蓄型より、自分で投資をした方が効率が良かった
- 知識があれば、多くの選択肢から自分に合った商品だけを選ぶことができた
自分にお金や保険についての知識があれば、ここまで回り道をすることはありませんでした。
決して窓口での相談が悪いということではないです。
問題なのは、自分のお金や保険への知識不足。
もっと知識をつけて相談に行き、窓口での話を聞きながら保険について考えていれば、より良い選択ができていました。
あの時の僕には、窓口で言われた意見をそのまま選択肢にすることしかできませんでした。
結果的に考え直すことになり、解約の手続きをしたりという回り道にもなりました。
迷った時の方向性として、窓口での相談は必要になります。
しかし本当に必要なのは、提案された中からどうするかを決めるための自分の知識になってきます。
窓口で勧められた保険を見直した結果、残るのは掛け捨てだけ
社会保険について知らなかったことが問題
窓口へ保険の相談に行く前に、自分に必要な保険の条件を知っておくべきです。
多くの人が加入している社会保険だけでも、万が一の時にある程度のリスクは守られています。
社会保険がカバーしてくれるリスク
- 病気、ケガのリスク
- 障害リスク
- 死亡リスク
- 失業リスク
- 老後リスク
- 介護リスク
- 出産費用リスク
必要な民間保険というのは、いま足りない部分を補うだけで十分でした。
窓口に相談に行く前段階としての、僕の知識不足が問題。
自分の生活に必要な保険だけを知り、提案された多くの保険会社の中から自分で取捨選択することが必要です。
言われるがままに加入し、手厚く保障しすぎたのが失敗
多くの保険を紹介されて加入しましたが、本当に必要なのは掛け捨ての生命保険だけでした。
親として、自分に万が一の時に子供たちが困らないように必要な保険。
そんな安心につなげるため、窓口ではまんべんなく手厚い保障を提案してくれます。
- 生命保険:万が一の時のため
- 医療保険:入院や通院に備えて
- 収入保障:働けなくなった時のため
- 貯蓄型の保険:教育費として積み立て
僕が社会保険の制度を知らなすぎたため、言われるがままに加入。
これが大きな失敗でした。
親として必要最低限の保険にする知識がなければ、言われるがままの手厚い保険になってしまいます。
参考記事:【ひとり親の保険】必要なのは掛け捨ての生命保険だけ!社会保険が助ける7つのリスク
効率的な教育費としての積み立ては、学資や貯蓄型保険ではない
保険と教育費としての積み立てを、別で考えなかったことが失敗
子供たちのための教育費は、学資保険や貯蓄型保険とは別で考えていくべきでした。
保険というのは、万が一の時のために備えてだけで十分。
その時の保障となるのは、掛け捨ての生命保険です。
外貨建ての貯蓄型保険に加入した理由
- 円より金利が高いので貯蓄性が高い
- 積立期間を過ぎれば増えてリターン
- 万が一の時のための保険もついている
これらの理由から、同じ額を銀行預金で積み立てるなら外貨建ての貯蓄型保険の方が良いというおすすめから加入しました。
しかし教育費としての貯金を考えるのであれば、保険は保険、貯金は貯金という考えが大切。
教育費として効率の良い積み立て方法を、保険以外の知識として知っておく必要があります。
教育費として自分で投資する方法を知らなかったことが問題
子供のこれからの教育費としてのお金を貯めるなら、つみたてNISAを利用した投資をする選択ができます。
投資というとリスクがあり、ギャンブルのようなイメージ。
しかし学資保険や貯蓄型保険も、保険会社がやっている投資です。
外貨建て保険の仕組み
- 保険料として保険会社に積み立て
- 保険会社が外貨で投資
- 保険会社が運用益を得る
- 運用益の中から満期に返戻金
トータル的な利回りは、手数料分を差し引いたものになってきます。
保険は保険、貯金は貯金という考えのもと、同じ投資であればつみたてNISAなどを利用して自分で投資をする方が最終的な利回りも良くなってきます。
参考記事:【つみたてNISAで教育費】ひとり親として学資保険より投資を選んだ理由
相談窓口の仕組みを知り、自分で判断することが大切
無料相談窓口のビジネスモデルを知らなかったことが問題
無料で保険の相談にのってもらえるのも、ビジネスとして成り立っているからです。
あらゆる事態を想定し、手厚くいろいろと提案してくれるのも理由のひとつ。
保険会社を紹介するというビジネスモデルがあるからです。
僕の場合は、生命保険や子供たちの教育費について、これから先どう考えていけばいいかの道しるべを学びました。
その過程で各種保険を提案され、加入。
必要とされるビジネスとして成り立っているからこそ、悩んでいる人に対して多くの提案をしてくれるということを知っておくべきです。
自分に必要な保険だけを選べなかったことが失敗
提案された保険のほとんどに加入してしまうのは、知識不足が原因になってきます。
万が一の時、すべての可能性に対して保障をつけた方が安心。
だからこそ多くの保険商品の中から、最適なものを提案してくれます。
この考え方も、けっして間違いではありません。
これから先の生活に何が起こるかは、誰にもわからないこと。
手厚い備えに勝るものはないです。
重要なのは最終的に自分で判断し、選択できるようにしておくこと。
お金や保険の知識をつけ、自分の生活に必要なものを見極め検討することが大切です。
大切なのは正しい知識と自分の選択
窓口でいろいろな提案をされたとしても、自分にとって必要なものだけをしっかり見れていれば回り道することはありませんでした。
けっして窓口の無料相談が悪いわけではありません。
実際に僕も、掛け捨ての生命保険だけは加入し続けています。
月額の保険料も高くなく、最低限の保障なので十分に感じているから。
窓口での失敗の原因は、自分の知識と勉強不足です。
- 必要な生命保険は何なのか
- 最適な教育費の貯め方
- 本当に全ての保障が必要なのか
自分なりに調べて知った上でお店に行けば、提案された保険の中から本当に必要なものだけを選ぶことができます。
必要となる保険の選び方は、人それぞれ違ってきます。
迷った時、悩んだ時の方向性として、窓口での相談は必要。
重要なのは、そこから自分の判断でどんな選択をできるかです。