- 子供の教育費の貯め方って何があるの?
- 貯金をする時の注意点は?
- けっきょくおすすめの貯め方は何?
子供のこれからを考えると必要になるのが「教育費」。
そんな教育費には、「どうやって貯めればいいのか」「1番良い貯め方は何なのか」などの悩みも出てきます。
✅この記事の内容
- 教育費の貯め方は3種類
- 重要なのは「インフレ率」を考慮した貯め方
- おすすめの貯め方は「積み立て投資」
この記事では、子供の教育費について悩んでいる人向けに「教育費の貯め方3種類」。
そして教育費を貯める上で注意するポイントとおすすめの貯め方について紹介します。
ぼくはシングルファザーとして、娘と息子の子育て中。
ひとり親だからこそ、子供たちの将来のための教育費を準備しています。
教育費の貯め方としては、大きく3種類。
- 銀行預金
- 学資保険や貯蓄型保険
- 投資
子供のための教育費は、ただ貯金をすればいいものではありません。
教育費の貯金で大切になってくるのは、「インフレ率」と「確実性」です。
子供の教育費というのは、いま貯めはじめても実際に必要になるのは10年以上先。
重要なのは、その頃にお金の価値が今と同じとは限らない点です。
これから先の「インフレ率」なども考慮した上で、計画的な準備が重要になってきます。
ぼくも2020年に教育費のために「つみたてNISA」をはじめて、2023年現在では約15%増えています。
あくまでも投資なので時期によっての浮き沈みはありますが、インフレ率も考慮した貯め方が可能。
「教育費の貯め方」や「インフレ率」、「つみたてNISA」については、この先の記事内で詳しく紹介しています。
教育費の貯め方は3種類
銀行預金
一般的な貯金の方法としては、「積み立て定期預金」で教育費を貯める方法があります。
銀行預金がおすすめな人
- インフレ率を考えない、気にしない
- 確実に貯金したい
- 必要な時に確実に手元に置いておきたい
銀行預金の場合、教育費としての貯金の確実性は高いです。
しかし銀行預金では、利息が低いのが気になる部分。
今は大手銀行の利息も0.001%なので、100万円を預けても1年後に1000円の利息になってきます。
銀行預金の場合、必要な時に手元にあるという確実性は高いです。
なので必要なタイミングで、積み立てた金額を確実に受け取ることができます。
その反面、積み立てた金額以上に増えることはほとんど無いためインフレには弱いです。
もし10年後に学費が上がるようなことがあれば、計画の見直しも必要になってきます。
確実に貯金はできますが、インフレ率に弱いのが銀行預金になってきます。
学資保険や貯蓄型保険
教育費の貯め方といえば、「学資保険」や「貯蓄型保険」が有名です。
学資保険や貯蓄型保険がおすすめな人
- 教育費として増やせるなら増やしたい
- 絶対に引き出さない
- 投資が未経験、自信がない
学資保険や貯蓄型保険に共通しているのは、払込期間を過ぎた後は積み立てた金額より増えるという点です。
保険商品にもよりますが、一般的には103〜117%の返戻率になってきます。
しかし学資保険などは満期後に返戻金が増える反面、払い込みの期間は決まっています。
なので途中解約をした場合、返戻金も積み立てた金額より減少。
教育費として積み立てを続け、引き出す予定がなければ元本より増えていく可能性も大きくなってきます。
そして知っておくべきポイントは、学資保険なども保険会社が投資を運用しているという部分。
保険契約の時に、「元本割れのリスクがゼロではない」と説明されるのもこのためです。
学資保険や貯蓄型保険も、教育費の貯め方としては投資。
なので自分で投資は不安だけど、インフレ率は気にしたい人向けの貯め方です。
投資(つみたてNISA)
教育費の貯め方としては、「投資」も選択肢のひとつ。
さらに「つみたてNISA」などの制度を利用することで、非課税で投資をすることができます。
投資での運用がおすすめな人
- 教育費として少しでも増やしたい
- インフレ率も考慮したい
- 投資の経験がある
あくまでも投資なので、元本割れのリスクがあります。
その一方で、銀行預金や保険商品よりも利回りが良いというメリットが特徴。
投資の経験がない人ほど、教育費の貯め方としては不安も大きい。
しかし今は「つみたてNISA」などの使いやすい制度も出てきています。
教育費として貯めながら少しでも増やしたいというのであれば、銀行預金や保険商品より可能性が大きいです。
重要なのは「インフレ率」を考慮した貯め方
教育費にも関係する「インフレ率」
子供の教育費を考える場合、「インフレ率」を考えていく必要があります。
インフレ率とは、お金の価値が変わっていくこと。
たとえばインフレ率が年0.1%場合、今年100円のモノが来年は110円になるというイメージになってきます。
「モノの値段が上がる=お金の価値が下がる」
そこで重要なのが、教育費が必要になるのは早くても10年以上先だということ。
子供の教育費として必要な時、インフレによってお金の価値が今と同じとは限らなくなってきます。
将来必要な学費も高くなる
インフレ率は、「将来の学費にも影響」してきます。
仮にいま教育費として必要な額が、450万円だった場合。
10年後に必要な教育費が、同じ450万円とは限らない可能性が出てきます。
子供の将来の教育費としての貯金を考える場合。
インフレによって、必要となるお金が今より多くなることを想定しての貯め方が安心になってきます。
おすすめの貯め方は「積み立て投資」
同じ投資でも「保険とは利回りで差が出てくる」
教育費の貯め方としておすすめな方法は、「投資」です。
投資がおすすめな理由は、1番インフレ率を考慮した教育費の貯金になるから。
たとえば10年後に必要な学費が、インフレの影響を受けて高くなっていた場合。
投資による利回りであれば、銀行預金や保険に比べて影響は少なくなってきます。
投資での貯め方という部分は、保険商品も運用方法は同じ。
しかし保険商品の場合、手数料などがかかってきます。
なので同じ投資商品だとしても、実際の利回りには差が出てきます。
あくまでも投資なので、これから先の未来は予想できずに確実性はありません。
なので10年以上経って必要なタイミングが来た時、増えている可能性もあれば元本割れしている可能性も。
しかし同じ投資での貯め方であれば、利回りなどを考えても「保険商品より投資」がおすすめです。
投資の中でも「つみたてNISA」がおすすめ
投資信託の中でも、投資初心者こそ「つみたてNISA」がおすすめです。
つみたてNISAとは、国が進めている投資の非課税制度。
つみたてNISAを活用することで、非課税での投資運用が可能になってきます。
ぼくの場合も、子供の教育費として加入していた貯蓄型の保険を投資に変更。
元本割れのリスクが同じであれば、長い目で考えて利回りの良い投資で運用していく方がメリットに感じたからです。
実際、2020年からつみたてNISAで積み立てをはじめました。
株式市場の勢いもありましたが、2023年現在では「約15%」元本より増やすことができています。
非課税制度でもある「つみたてNISA」を使うことで、インフレ率を考慮した貯め方が可能です。
つみたてNISAは「利回りが良く」「手数料もかからない」
教育費の準備として、おすすめの貯め方は「投資」です。
その中でも、初心者にも使いやすいのが「つみたてNISA」。
子供のための教育費は、ただ積み立てて貯金をするだけではありません。
教育費の貯金で大切になってくるのは、「インフレ率」。
今から教育費を貯めはじめても、実際に使うのは10年以上経ってから。
問題なのは、その頃のお金の価値が今と同じとは限らないこと。
お金の価値が変われば、必要となる金額も変わってきます。
さらに学資保険や貯蓄型保険で、保険会社がやっているのも投資での運用。
同じ投資での運用であれば、「利回りが良く」「手数料のかからない」自分での運用がおすすめ。
ぼくも2020年からつみたてNISAをはじめて、2023年時点では約15%増やせています。
「銀行預金」「保険」「投資」というそれぞれの選択肢の中で、これから先の教育費としておすすめなのは投資になってきます。