- 子供にとって離婚後の引っ越しは必要?
- 引っ越しすると子供は大変かな…
- 子供にとって良い引っ越しは?
離婚をする時に考えることになる、子供との引っ越し。
しかし子供にとっての引っ越しを考えるほど、良い部分悪い部分が目に付き、不安になります。
僕はシングルファザーとして、6歳の娘と3歳の娘の子育て中。
離婚をした時、僕も子供たちと引っ越しをするかどうかで悩みました。
子供にとっての引っ越しは、メリットもデメリットもあるから。
結果、子供たちとの引っ越しの時期をずらしたことで、引っ越しするということを前向きな意味として考えることができました。
✅この記事の内容
- 離婚後に引っ越しをするメリット
- 子供にとって新しい生活環境がメリットだけとは限らない
- 引っ越しのタイミングをずらして、前向きな引っ越しに
この記事では、子供にとっての引っ越しのメリットとデメリット。
また、僕が引っ越しの時期をずらした考えと理由についても紹介。
離婚にともなう引っ越しは、引っ越しをどれだけ前向きに捉えているかで変わってきます。
離婚の時と同じように、どれだけ先を考え準備をしているかが大切です。
引っ越しによるメリット
- 前向きに新しい挑戦がしたくなる
- チャンスが舞い込んでくる
- 快適な生活環境で利便性が上がる
子供にとっての引っ越しのデメリット
- 新しい環境に慣れていくしかない立場
- 子供自身で新しい関係性を築いていく必要がある
- 引っ越し費用だけではない金銭面
どちらの選択をしたにしても、良い部分悪い部分は出てきてしまいます。
それならばと、僕の場合は引っ越しの時期をずらすことを選択。
離婚直後は、子供にとっての生活環境の変化を最優先に考える。
生活が落ち着いてきた時に、子供といっしょに引っ越し先を探して引っ越すことで、子供といっしょに前向きな意味合いでの引っ越しをすることができます。
大切なのは、離婚後の引っ越しに対してのイメージを、どれだけポジティブに持って行けるかどうかです。
離婚後に引っ越しをするメリット
前向きに新しい挑戦がしたくなる
離婚後の引っ越しをポジティブな意味で捉えることで、前向きな挑戦を考えられるようになります。
住む環境が変わることで、これまでとは違う景色を感じられます。
新しい生活環境における人付き合いや、新しい友達との出会いは引っ越しをする前とは大きく変わってくる部分。
毎日の見る景色や出会う人が変わるだけでも、自分の中の気持ちを挑戦する方へ持って行くことができます。
チャンスが舞い込んでくる
引っ越しは、人生が大きく変わるチャンスのひとつ。
引っ越すことで、新しいチャンスを呼び込む機会やタイミングにもなってきます。
前向きな気持ちでの生活は、自分たちの中に新たな風を吹き込ませるタイミングになります。
自分と子供にとって、幸せな生活は何かに気づくこともできます。
前向きな気持ちで過ごすことで、舞い込んでくるチャンスに対しても前向きな意味でとらえて考えることができます。
快適な生活環境で利便性が上がる
自分と子供だけの生活になることで、毎日の生活の利便性も変わってきます。
あえて新しい生活環境に身を置くことでムダに気づき、より良くしようという気持ちになれるから。
引っ越しというのは、生活を見直すタイミング。
モノを減らしたり、必要なモノを増やしたり。
自分たちなりに使いやすい、生活しやすい環境を作り上げることができます。
自分ひとりで考えた生活空間と、夫婦で考えた生活空間とでは意味が変わってきます。
自分と子供で作り上げる生活空間というのは、前向きな思考から生み出される快適な生活環境になってきます。
子供にとって新しい生活環境がメリットだけとは限らない
新しい環境に慣れていくしかない立場
子供にとっては、離婚だけでも大きな環境の変化です。
そこからさらに住む場所などの生活環境も変わるのは、負担にもなってきます。
離婚という選択をした大人であれば、新しい環境に慣れようとがんばることはできます。
しかし子供の場合、新しい環境に慣れていくしかないという立場になってきます。
子供のことを考える場合、生活環境の変化が少ないに越したことはありません。
子供自身で新しい関係性を築いていく必要がある
引っ越し先によっては、転園や転校などが必要になってきます。
離婚後の引っ越し先として、実家や離れた土地なども選択肢になってくるから。
その場合、子供は今までの友達と離れることになってきます。
新しい環境に身を置き、子供自身が新しい環境で関係を築いていく必要があります。
大人でも引っ越す場所によっては、今までとは環境も変わり、頼れる相手が近くにいなくなる場合も。
新しい生活環境というのは、大人にとっては前向きに考えられても子供にとってはむずかしい場合があります。
引っ越し費用だけではない金銭面
離婚にともなう引っ越しの問題は、引っ越し費用や手続きなど現実的な部分も避けられません。
離婚後の生活における経済面は、子供にとっても重要になってくる部分。
その時の引っ越し費用だけを考えるのではなく、その先の生活まで考えていく必要があります。
新しい生活環境、子供の気持ち、金銭面、手続きなど、全てを把握し考えた上で引っ越しという決断をする必要が出てきます。
参考記事:【経験談】離婚に向けて準備すべき5つ|言われた側こそ用意周到にする理由
引っ越しのタイミングをずらして、前向きな引っ越しに
まずは引っ越さず、慣れた環境で過ごしていく
子供の環境変化を最優先に考え、離婚直後は引っ越さない選択をしました。
当時下の子はまだ保育園が決まっていなかったんですが、娘はあと1年で卒園だったのが理由のひとつです。
僕としては、実家への引っ越しなどを考えた方が楽をできた部分はあったかもしれません。
しかし、娘にこれ以上の環境変化を経験させたくないと判断しました。
母親との思い出が残っていますが、慣れた家や通い慣れた保育園で過ごしていくことを決めました。
離婚したから引っ越すのではなく、子供たちと動き出す
3人での暮らしが半年ほどたってから、引っ越しを考え始めました。
生活にも慣れ、保育園の先生たちの協力で、娘が離婚という現実を乗り越えてくれたのも理由です。
通う保育園は変わらない場所、3人で過ごしていくのに最適な家への引っ越しを考えました。
離婚をしたから引っ越すのではなく、子供たちと家を選びながらの引っ越し。
この違いは大きいです。
大切なのは、子供たちといっしょに引っ越しへ向けて動き出していること。
離婚後の引っ越しと言っても、親としても子供としても、前向きな気持ちでの引っ越しでは意味が違ってきます。
参考記事:【ひとり親として引っ越しを決断】これからの生活のための理由や条件と決め手
先の生活を考えて、子供にとって最善の選択が大切
離婚後の引っ越しが必要な場合、少しでも先の生活を考えての行動が大切になってきます。
子供にとっての引っ越しというのは、良い部分も悪い部分もあります。
引っ越しによるメリット
- 前向きに新しい挑戦がしたくなる
- チャンスが舞い込んでくる
- 快適な生活環境で利便性が上がる
子供にとっての引っ越しのデメリット
- 新しい環境に慣れていくしかない立場
- 子供自身で新しい関係性を築いていく必要がある
- 引っ越し費用だけではない金銭面
両方の生活環境を考えた上で、子供にとって最善の方法を選択してあげることが親としての責任になってきます。
僕の場合は、離婚という子供にとって大きな生活環境の変化に慣れていくことが最優先だと判断。
半年たって生活に慣れてきたタイミングで、子供といっしょに引っ越しについて考え始めました。
離婚後の引っ越しについては人それぞれ状況は変わってきます。
そんな中でも、どれだけ先の生活を考え子供にとっての最善の選択をしてあげられるかが重要になってきます。